先日、小説を2冊買いました。といっても初めて読むものではありません。何年も前に読破したシリーズが表紙・挿絵ともに新しくなって刊行されるということで、やもたてもたまらず買いに走ってしまったのです。ちなみに、この小説、私は同じものを買うのが3回目になります。
最初はたぶん中学くらいのとき、2回目は高校から大学にかけて、そして今回……すごぉく無駄な買い物ですね。何度も読み返して内容が頭に入ってしまうとその本にまったく手も触れなくなる期間ができて、そのタイミングで読まなくなった本を売ってしまおうなんて考えると……。最初に買った分はこうやってお別れしました。その時はそれで構わないんですけど、やっぱり1年2年と経つうちに恋しくなってきます。
……で、結局、何年かしてまた買いなおしてしまいました。古本屋は売るときは利用するんですけど、買う分にはやっぱりぴかぴかのほうがいいですから、新品で買いなおしです。2回目に買ったその本(全部で11冊)はしばらくしてまた読まなくなったとき、おじいちゃんにプレゼントしました。本が好きで毎日読んでいるので、これは無駄にはなってないです(笑)。
だから読もうと思えばおじいちゃんから借りればいいんですけど、今回は挿絵と表紙が一新されてしまって、買わざるを得ませんでした。あいかわらず内容はしっかり頭に入っているのですが、新しくなった挿絵はすごく綺麗で個人的にはそれだけでもかなり満足です。我ながら長いことファンをやってるなぁと思います。ちょっとずつ刊行されていくので、新刊が出たらまた買うつもりです。
最後になりましたが、私が今回買いなおしているシリーズは「十二国記」といいます。機会があれば読んでほしいなぁと、ちょっとだけ宣伝しておしまいにしておきますね。ここまで読んでくれてありがとうございました。