前にも日記に書いたのですが、ちょうど順番がまわってくる今月12日、村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売されました。その日は金曜日だったので、翌日の休みに近くの書店へ足を運んだのですが、売り切れ。土佐市でも売り切れるほど村上春樹の読者はいるようです。結局そのまた翌日高知市内まで足を伸ばし買ってきました。
この日記を書いている時点ではまだ最後まで読んでないのですが、村上春樹の特徴である「難解な物語」というわけでもなく、彼の作品にしてはけっこう早いペースで読めているんじゃないかなと思います。文章が親しみやすいもの彼の特徴です。その場面が想像しやすく、食事のシーンでは本当にお腹がすいてきます。特に高級な料理というわけでなく、サンドイッチ、オムレツ、コーヒーで「美味しそう」と思えます。
この本をきっかけに、村上春樹を読み始めてみようというのもいいのではないでしょうか。